子宮内膜症、1年後の経過 子宮腺筋症との診断

子宮内膜症で超低用量ピル『ルナベルULD』を飲んだ経過 からおよそ1年が経過しました。
これまでの病状の変化をまとめてみました。

ルナベルULD→フリウェルULDへ

子宮内膜症と診断されて、ピルを飲み始めたのが2018年9月。
腰椎椎間板ヘルニアの手術の必要性がなくなったので、早く月経困難症から逃れたい思いですぐに服用を始めました。
3シートごとの処方だったので、次の分を出してもらいに行った時には、「ちょうどジェネリックのフリウェルが出たので、そちらでも良ければ薬局で聞いてみて下さい」と言われました。
おそらくそんなに違いはないだろうと、早速フリウェルULDにしてもらいました。費用はなんと、3割負担で1シート1000円ほど。これならお手頃価格で続けやすいですね。

まだまだ続く胸焼け

前回のエントリーは、飲み始めて2ヶ月ほど経過した頃だったのですが、それ以降も胸焼けや逆流性食道炎のような症状は断続的にありました。
これもおそらくピルというよりは、胆嚢摘出手術の術後合併症のような気がするのですが。
後述しますが、鎮痛剤の量は減ったのですが、以前は生理期間に飲む量くらいでは胃が痛くなることなどはあまりなかったのですが、イブを2回ほど飲むともうダメで、胃薬のお世話になっていました。

逆に体調が悪い休薬期間

ピルは通常、28日を1周期として、21日ピルを飲み7日間休薬、またはピルの種類によっては7日間薬の成分の入っていない偽薬を飲むタイプのものがあります。
ルナベルやフリウェルは7日間休薬するタイプのものですが、最初のうちはめまいや片頭痛に悩まされました。3ヶ月経った頃、それが辛くてやめようかとも思いましたが、子宮内膜症はすぐに再発すると言われなんとか我慢。
そのうち偏頭痛は収まりましたが、今でもめまいや生理直後の気分の落ち込みなど、体がホルモンの乱高下に着いて行けていない感じがします。

月経量と生理痛は…

月経量は飲み続けるに連れて少なくなり、今では3日ほどで終わるようになって劇的に楽になりました。
生理痛に関しては、始まってしまえば鎮痛剤も時々痛む時に飲めばいいくらいで、1日3回何日も飲み続けないと痛くて痛くてしょうがない、というようなことはなくなっていました。

しかしまた痛みが

とはいえ、ずっと気になっていたのが、生理前の下腹部とお尻の痛み。
4〜5日ほど前から痛むようになり、それが出血が始まる直前まで続き、痛みもだんだん強くなります。
出血が始まってしまえばそこまでではなく、生理2日目にはもう鎮痛剤も要らないくらいなのですが。
そして、休薬期間が終わってまたピルを飲み始めると体調は徐々に戻るのですが、再び同じような下腹部の痛みが襲ってくるようになりました。

総合病院の婦人科へ

またピルがなくなったので、かかりつけの婦人科に行ったのですが、医師の診察は1分にも満たないもの。

医師
月経量、減りましたね?
Yazi
あー、はい…
医師
痛み、なくなりましたね?
Yazi
いいえ、痛いです
その断定的な聞き方、何やねんとイラッとしながら、痛いと言っているのに、
医師
はい、じゃあまた3ヶ月分出しておきますので

と診察を終わらせようとするので、もうここでこれ以上相談するのはやめました。
以前から苦手だったんですが、他にいい婦人科の開業医もなくて、仕方なく通っていたわけで…。

今までも総合病院で女性外来を受診していたので、「今まで相談していた不調が結局子宮内膜症だったので、婦人科に院内紹介をお願いしたい」と言ってみたりもしたのですが、「そこの紹介状を持ってきて下さい」と言われ、それをかかりつけの医師に言ってみても御託を並べて紹介状を書いてもらえず…痛みもあるのに内診や検査などもなく…。
不信感が募ってしまったので見切りをつけて、とりあえずピルは飲み続けて、いつも整形外科などで通院している病院の婦人科に当日受付で行きました。

総合病院での診断結果は子宮腺筋症

病院の婦人科では、「子宮内膜症と診断されピルを服用しているが、痛みが酷くなってきた」という主訴で受診しました。
出産経験や出産方法、子の出生体重など、割と細かいことまで聞かれ、この日は内診でエコーと子宮がん検診をすることになりました。
エコーでわかったのが、「子宮腺筋症」と左の「卵巣嚢腫」。

ううう、思ってたより数倍酷い…これは厄介そうだな…そりゃあれだけお腹もお尻も痛むわけだ。。
あと、卵巣なんて何も言われてなかったぞ…。

子宮腺筋症に関しては、更に詳しい検査が必要とのことで、その日の帰りに腫瘍マーカーの血液検査、後日にMRIを受けることになりました。
そして卵巣嚢腫に関しては、子宮内膜症が卵巣内にできたチョコレート嚢腫という病気がありますが、見た感じそれではなく、中は水のようなものでしょう、と。
大きさは今は3cmで、これが5cmを超えてくると、卵巣捻転といって重みで捻れて激痛、緊急手術になったりするそうなので、今後大きくなっていないか経過観察が必要とのことでした。
どうやらまた大層になってきたけれど、念には念を入れた検査もハイスピードで進んでいきます。
さすが総合病院。早くこちらを受診しておけばよかった…。

これを書いている現在、3日前にMRIを済ませてきて、次週に結果を聞きに行く予定になっています。
治療法の変更なども希望しているのですが、そちらも含めてまた次回、検査結果をこちらに書きたいと思います。

こちらの記事もどうぞ