2007. Nov. 29
天堂口
久しぶりにかっこいい中国映画に出会いました。
香港の呉宇森(ジョン・ウー)プロデュースのこの作品。
ずっと見たかったのですが、台湾でDVDを見つけて即購入。
時は1930年代、上海の黒社会に染まっていく3兄弟の顛末を描いたものなのですが、劉燁(リュウ・イェ)、呉彦祖(ダニエル・ウー)、張震(チャン・チェン)、舒淇(スー・チー)ほか、豪華キャストがズラリ。
このあたりの華やかで妖艶で、ときに陰鬱な時代背景をいかに映し出すかは、まさに中国映画界の腕の見せどころ。
この年代の上海を描いた作品はたくさんあるけど、これまででいちばん洗練された印象を受けました。
とくにスー・チーのセクシーな衣装をまとってのダンスシーンや、ダニエル・ウーとチャン・チェンが繰り広げるクライマックスのシーンは、思わず息を飲むようなかっこよさ。
最近はハリウッドで活躍していたジョン・ウーですが、アジアの底力を見せ付けてくれた感じです。
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