2005. Dec. 5
四面楚歌
本質的なことからずれている。きっとそこまで至っていない。
誰かを傷つけたかもしれないという自責感。
そばにいた人がいなくなるかもしれない焦りと寂しさ。
強い風が街を、そして心の中まで冬枯れの景色に変えていく。
すっかり強くなったと思っていた自分が、本当は何も変わっていないのだと気付いた瞬間。
それは母が携帯から送ってきた慣れないメールに返事をしようとするときだった。
外から見るのとは裏腹に、私自身は自分に対してあまりにも受動的だったな。
きっとあの人の好意を受け入れられないのは、本当はまだ人と向き合うのが怖いからかもしれない。
TRACKBACKS
このエントリーのトラックバックURL:
http://retour.bopomofo.info/tt-cgi/tt_tb.cgi/151