michiyoさんの『アランタイトプルオーバー』

アランタイトプルオーバー

新年最初のエントリーは、やはり編み物でいきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

今回も昨シーズン編んだものの続きになります。
michiyoさんの「じっくり編んで永く愛せるニットのふだん着」から、「アランタイトプルオーバー」を編みました。
これはこの本を買う決め手になった作品で、いつか自分で編んだ定番模様のアランセーターを永く大切に着たいなあという望みを満たしてくれるデザインでした。まさにこの本のタイトルとも合致していますね。

使用糸は、毛糸ピエロさんの「ニュアージュ」。
エクストラファインメリノ98%、カシミヤ2%という上質な糸なのですが、これがまた素晴らしかったです。
もちもちで弾力性があり、肌触りも編みやすさも抜群。
色味も少しくすんだアイボリーホワイトで、まさにこれを編むために探していたものでした。

編み方はトップダウンで、襟ぐりが伸びやすいので最初は二重にしようと思っていて、ゴム編みを2倍の長さにしました。
結局そのまま着てみたら、流行りのハイネックでいい感じだったのでこれで行くことにしました。
襟ぐりのゴム編みが終わると、初めてのラップ&ターンと、複雑なアラン模様が出てきます。
編み図を追いかけるのは大変でしたが、案外つまずくことなく楽しく編み進めることができました。
袖は編み図の通りだと、水通しした時に伸びて長くなってしまいそうだったので10段減らしました。

アランタイトプルオーバー

アランタイトプルオーバー

着画はこんな感じ。
もうサイズを計って作ったかのようにジャストサイズ。
袖はちょうど手首までの丈になったのでこれでも満足ですが、編み図どおりでも良かったかも。
後ろにもしっかりと模様が入っています。
程よい厚みがあって温かさも抜群なので、雪の降るような寒い日には大活躍しています。

手あみのセーターはどうしても並太や極太の毛糸で編んだものなので、余程寒い日でなければ出番がなく、時間が経つにつれて何となく着る機会がなくなってくるのですが、これは本当に気に入っていて、何年も大切にしたいと思える一着になりました。

使用糸:Nuage(ニュアージュ) 色番:01
使用針:指定通り

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