腰椎椎間板ヘルニアで救急搬送→入院しました (5) リハビリ開始、歩けるように

入院中の密かな楽しみ

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腰椎椎間板ヘルニアで救急搬送→入院しました (1)
腰椎椎間板ヘルニアで救急搬送→入院しました (2)
腰椎椎間板ヘルニアで救急搬送→入院しました (3)
腰椎椎間板ヘルニアで救急搬送→入院しました (4)

痛みは徐々に軽減、最悪のタイミングで生理開始

入院5日目以降は痛み止めのノイロトロピンの点滴をしてもらう度に目に見えて回復し、24時間続いていた脚の痺れは徐々になくなっていました。

ただ、女であれば避けて通れない生理というものが、この寝たきりの入院生活中に来ることになってしまいました。いやー、最悪です。周期的にまずいなーとは思っていたのですが、やはり退院には間に合いませんでした。
しかも、PMS(月経前症候群)は最近は軽い方だったのですが、ストレスや寝たきりでずっと同じ姿勢でいるせいもあり、腰痛や首のこり、子宮の痛みなどが出てきて、あー、近いなーというのが寝ているだけでもわかりました。
とはいえ、いつも貧血や生理痛が酷くフラフラで寝込んでいるので、どうせトイレも行けずおむつの状態なので、もう看護師さんに全部おまかせして、寝ているだけで治療に専念するほうがいいか…なんて良い方に考えていましたw

結局始まってみても、痛みや入院生活のストレスが相当なものだったせいか、いつもと違いかなり重度の生理痛で、寝ているだけなのにフラフラでしたが、代わりに3日ほどで一気に終わってしまいました。

リハビリ開始、歩けるように

そしてそんなフラフラの中でも治療は奏功していて、日を追うごとに寝返りを打てるようになり、腰を浮かせられるようになり、ベッドを少し起こせるようになり、腰を立ててテレビ台のものが取れるようになり…と徐々に出来ることが増えてきました。
そして主治医と相談して、入院7日目から神経痛の飲み薬のリリカを1日2回に増やし、リハビリを入れてもらえることになりました。

リハビリは専門の理学療法士の方がいて、初日は病室まで来てもらいました。
まずは体を動かす準備として、腹式呼吸法を。そしてゆらゆらと左右に体を動かしてからゆっくりと起き上がるのですが、貧血のせいなのか、ずっと寝ていたせいなのか、立ちくらみが酷く、意識が遠のきそうなほどクラクラしました。
それからキャスターの付いた点滴棒を杖代わりに、廊下を10メートルほど、手すりに捕まりながら端まで歩きました。
やーーー、我ながらもう、クララが立ったぐらいの感動。しかも、病院の中ってこんななってたんだー、と。
1週間もの間ずっと病室のカーテンの中にいて、自分がどういう所にいるのかすら知らなかったのです。。
そして病院のガラス張りの壁からは、ちょうどいつも生活している景色が見え、「あー、ついこの間までここを歩いていたのに」とか「家に帰りたい」という思いが強くなってしまいました。

リハビリは月〜金曜で、次の日は金曜日だったので、その日は軽いストレッチだけで終了し、週末を迎えました。
土曜は生理のピークで寝込んでいましたが、自分でストレッチできるほどには回復していました。

(つづく)

腰椎椎間板ヘルニアで救急搬送→入院しました (6)

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