2007. Jan. 30
帰国しました
2007年初めてのエントリー。
ずいぶんスタートを切るのが遅くなってしまいました。
それでも私自身は止まることなく走り続けています。
1月7日に、3年間住んだ上海から帰国しました。
次の週には東京、その次の週は台湾と、相変わらず色んなところを走り回りながら、その間にはしっかりと京都の実家でゆったりと故郷の安らぎを噛み締めています。
しばらくは「via Shanghai」というタイトルもこのままでいきたいと思います。
少し飽きてきたらまた改名するかな。
それでは、引き続きよろしくお願いします。
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2006. Nov. 9
帰国
来年の初めに、日本に戻ることにした。
衛慧の小説「ブッダと結婚」で、NYに移り住んだ主人公の女流作家ココが上海に戻る際、こう言っていたのを思い出す。
「中国語の本を書くには、中国語の環境が必要なの」
上海に来た当初は、思い通りの日本語が出てこなくなってよく同じことを考えたものだ。
美しい日本語を綴るには、日本に身を置くことが必要。
私は物書きではないけれど、ここでの理由はとりあえず、そういうことにしておこう。
でもね、前回のエントリーとは関係ないといえば嘘になるけれど、本当の理由ではないのです。
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2006. Oct. 17
おわかれ
だいすきなひとと、おわかれすることになった。
時間の経過や環境の変化というものは、容赦なく私の心や生活の一部をねじ伏せ、そしてそれを風のようにさらっていく。
いつかは、必ず訪れること。
初めてそれに気付いたときの、不安と怯えと涙はもうない。
あまりにも急な知らせだったはずなのに、私の心にはむしろ妙な安堵感が広がっている。
その味は、少しほろ苦い。
君と一緒にいたとき。
私は良くも悪くも、子供でしかいられなかった。
ただただ、自分の感情を表に出すことしかできず、君の存在に甘えていた。
そんな君は、もうすぐ私の前からいなくなる。
時が経ち、かたちは変化しようとも。
ずっときみが、だいすきだ。
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2006. Oct. 8
秋に生まれて
10月1日から今日まで、中国は国慶節の休暇。
人混みの観光地、中秋の名月、ライトアップされた高層ビルを眺めながら、いつもは辿り着かない場所まで思いを巡らせてみる。
2日後には28歳になることを潜在的に意識していたのかもしれない。
ごく自然に半年先までの予定が脳裏に刻まれて、そのときそのときの心境までもが、先立って胸の中に沈み込んでいく。
彼女と出会ったとき、彼女は28歳だった。
23歳になったばかりの私は、彼女が「この歳になると・・・」と口癖のように言うのを不思議に思っていたことを思い出す。
そんな彼女と同じ歳になる。
20代の5年という歳月は実に目まぐるしくもあり、単調な人生の始まりの予感をも与えてくれた。
これが一生続いていくのか、そんな思いに反発するように。
常に刺激と変化を求め続けること、今はそれが限られた思考の中で、たまたま私に与えられたものなのだと覚悟するしかない。
久しぶりの彼女からの便りに、少しほっとしていたりする。
彼女からすれば、私も同じことなのかもしれないけれど。
誕生日が近づくとどこからともなく沸き起こる、秋の夜長の物思いと人恋しさと、年齢を重ねることの少しこそばゆい感覚。
そんな感覚が、どこかいつもとは違う新しい心境を生み出すのだ。
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2006. Jul. 25
36℃
楽しかった週末が明けて、またいつもの職場に足を踏み入れる。
定期的に来る波が、また私を襲ってきたらしい。
ストローに手をかけながら視線を合わすことのできない私を、彼が優しく見つめているのがわかる。
その奥には愛情という言葉はない。
それでも「とりあえず半年でいいんじゃない?」
君からこぼれたその一言で、少し心が浮き上がるのを感じた。
何も原因は君のせいじゃないんだと少し自分を責めながら、前から感じていた安らぎにまた甘えたくなった。
だから君は、ずるい。
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2006. Jul. 2
夏の夜
長くて苦しかった半年間。
だけど今日は素直に思えた。
どうしたってやっぱり君のことが大好きだ。
かたまりが溶けて溢れ出すように。
その一瞬で何もかもどこかに消えてしまいそうだった。
もう今は夏の夜。
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2006. May. 20
欲張りなくらいが、ちょうどいい。
金曜の夜は、ご無沙汰していたお友達とイタリアンのディナーへ。
ここ最近の引きこもりとその打開策についてカウンセリング(笑)
こうやって女友達と他愛のない話に花を咲かせながらおいしいものを食べる時間って、なんだか現実から開放されて、やっぱり幸せを感じるときだな。
昼休みには、同じビルに事務所を構える前の職場の元同僚とバッタリ。
一緒に昼ご飯を食べながら、古巣の様子を聞いたり、その後には日本でお世話になっていた元上司も現れて、2年ぶりにも関わらず相変わらずノリのいいアホな話をしてみたり。
ここ最近引きこもりが酷かったから、改めて外の空気を吸うのっていいなあと実感。
今までは単調な仕事をこなす職場と自宅との往復だったのが、あるきっかけで仕事が充実してくると、なぜか周りの環境にまで追い風が吹いてくる。
根詰めて仕事に熱中するのもいいけど、オンとオフの切り替えの時間までちゃんと与えてくれているのかもしれないな。
あれも、これも。全部やりたい、手に入れたい。
仕事も、友達との時間も、好きな人と過ごす時間も、ひとりの時間も。
欲張りなぐらいが、ちょうどいい。
時間を持て余して途方に暮れるよりも、少し足りないくらいが、気持ちいい。
ちなみにディナーしたレストランはコチラ。
■PRIMAVERA
上海市兴国路380号
TEL: 021-6280-8399,6294-7401
11:00~翌1:00

