2010. Feb. 23

対照的な二人

夢を追いかけている二人がいる。
ひたすら夢を追いかける姿は、誰もが魅力的に映るものである。

一人は寡黙で多くを語らない。
どんな夢を持って将来何をしたいかなど、恥ずかしいしかっこ悪いから話したくない。
彼はきっと成功する、成功したら教えてあげるよと言う。

もう一人は自分の言葉で夢を語る。
いつも等身大で、決して背伸びはしないけど、悩みや苦しみも隠しはしない。
彼はきっと成功する、成功しないとだめなんだと言う。

どちらが正しいかなんて決められない。
ましてやどうやって夢に辿り着くかなんて、本人以外の決めることではない。

だけど、多くを語らない人の成功をただ祈るのも気が気ではなく、
苦悩の表情を浮かべる人の成功をそばで見ているのも気が気ではない。

いつか近い将来、二人が笑っていればそれでいいな。
そんな情景を思い浮かべては、今を生き日々自分と闘う人たちに、ただただ尊敬の念を抱き羨望の眼差しを送るのが、何とも言えず好きなのである。

Philosophy







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