『脇阪克二のデザイン ―マリメッコ、SOU・SOU、妻へ宛てた一万枚のアイデア』

日本人で初めてマリメッコで活躍されたデザイナー、脇阪克二さんの創作を一冊にまとめたこの本。
表紙の和柄がとってもかわいらしくて一目惚れしてしまいました。

現在は生まれ育った京都で「SOU・SOU」というブランドを展開されているのですが、私の中ではこのブランドとマリメッコがしばらく結び付かず、この方がマリメッコの車の柄のテキスタイル「BO BOO」をデザインされたと知ってとても驚いたのでした。

この本では、そんなマリメッコ時代の作品と裏話から、ニューヨークに渡ってテキスタイルデザイナーとして成功後、SOU・SOUを立ち上げるまでのストーリーが記されています。
中でも毎日奥様のために描かれた一万枚にも及ぶ絵はがきの作品たちには心惹かれました。
毎日続けることこそに意義があり、それがやがてアイデアの宝庫になっていくのかも知れません。

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