エキサイティングな職場 [オフィスビル編]

おっかない話で申し訳ないが、今日私の職場があるオフィスビルで飛び降り自殺があった。
12階吹き抜け部分からロビーの階に飛び降りたようだ。

仕事中の時間なのに、吹き抜けを覗き込むように人だかりができているのを見て不思議だと思っていたらどうもそういうことだったらしく、例にもれることなく下を覗き込むと、白い布に覆われた亡骸が騒ぎになることもなくその場に放置されていた。
野次馬見物から戻ってきた人は、たった今まで布もなくそのままだったよ、などと言ってのけた。
エキサイティングというよりも、日常生活の中でこんな場面に遭遇してしまう街、それが上海だったりする。
実際に目の当たりにすることは少ないにせよ、自殺の話は絶えず耳にする。
その中には日本人駐在員も数人含まれていると聞く。
都会では日々焦燥感を感じながらやり過ごせないことがそんなにもあるのだろうか。

考えすぎ。思い込みにすぎないのだ。
世の中死なないと解決しないことなんてない。
なのに命というものはあまりにも弱くて儚い。
スマトラの津波被害も相まって、こんなふうに死についてまるで他人事のように考えることがある。

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