上海の冬

新しい職場も3日目。まだ状況把握に精一杯。周りが見えていない。
PCに向かってはみるものの、緊張のせいか肩こりがひどい。

年末年始に上海を襲った寒波は過ぎ去り、同時にここに戻ってきた私が感じるのは、ようやく普段着の冬になったんだな、というくらいのものだった。
それでも日本のようにこたつや石油ストーブでぬくぬくとした環境に身を置いていた20日間を少し惜しんだ。
こちらには、体の芯から温まれるような道具がない。
そんな現実が、上海という街となんとなく似ているような気がした。

冬らしい冬が来ないと寂しく感じるのに、寒くなったら今度は春が恋しくなる。
わがままだから、私はこうして暮らしていける。

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