前から気になっていた松浦弥太郎さん。これまでの著作を買おうかどうか迷っているときに、ちょうど新作が出たというので買ってみました。
テーマは私も大好きな旅。アメリカ、フランス、カナダ、イギリス、台湾など、各国を旅して書き記したエッセイ、ということで一目惚れしてしまいました。
写真は若木信吾さん撮影というのも特筆すべき点でしょう。
内容はやはり弥太郎さんお得意(と見受けられる)の、ガイドブックに頼らない街歩き。
登場する街こそメジャーなものの、観光客が足を踏み入れそうにないような、穴場的な魅力をたっぷりと伝えてくれています。
もちろん古本屋やカフェの情報も豊富なので、本好きの人にはたまらない一冊。
個人的には、西洋の街が大多数を占める中に、台湾が入れられていたこともうれしい。
さすがに台北では師範大学周辺などと、これまたビギナーだとまず行きそうにない穴場が中心になっていますがw
思わず、真夜中に誠品書店や夜市をハシゴしながら遊ぶ自分の姿を妄想してしまいました。
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