2007. Mar. 26

フランス紀行Ⅰ コート・ダジュール



先日9日間のフランス旅行に出かけてきた。
約3年ぶりのヨーロッパ旅行に加えて、ずっと憧れだった南仏とパリに初めて訪れることもあって、否が応にも期待は高まっていた。

まず最初に降り立ったのは南仏コート・ダジュールの街、ニース。
真っ青な空に、どこまでも続く水平線の水面がきらきらとまるで初夏のような陽射しを受けて輝いている。
コート・ダジュールとはフランス語で「紺碧の海岸」を意味するらしく、まさにここはそう呼ばれるに相応しい。

ピンク、イエロー、ブルー、グリーン。
色とりどりのパステルカラーが絶妙に配置されたアパルトマンのバルコニーには、色濃い赤やピンクの花が咲き誇っている。

新市街の広場では花市場が軒を連ね、ここでも色彩の競演は続く。
両脇のカフェテラスではギャルソンが忙しくソーダ水やコーヒーを運び、浜辺や遊歩道には夏を待ちきれずにバカンスを楽しむ気の早い人々で溢れかえっている。

紺碧の海に、色とりどりの景色。
底抜けに明るい色彩を放つこの街は、誰もが一度は憧れる地上の楽園である。

18:12 | Voyage | comments (3) | trackbacks (0)

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