1月28日の日も傾きかけた午後3時半。
ホテル内のチャペルで結婚式を挙げました。
ハイアットのチャペルは地下1階にあります。
内部は写真のように、いたってシンプルでモダンな造り。
天井が低く窓がないですが、その分温かくアットホームな雰囲気だったので一目で気に入りました。
チャペルを出たところにはアトリウムが広がっているので、開放的な雰囲気も感じられます。
今年の1月からはこの大きなキャンドルがセッティングされるようになったそうで、より一層温かいムードになりました。
さて、新郎と牧師先生が入場し、いよいよ結婚式が始まります。
父と初めて腕を組んで歩いたバージンロード。
一歩一歩踏みしめながら歩みを進める道先を、やさしい光が導いてくれます。
指輪の交換
ベールアップ。人の結婚式を見ていても好きなシーンです。
フラワーシャワー
フラワーシャワーの後は、アトリウムの上から全員で記念写真を撮影してくれます。
チャペル式には、オルガンとバイオリンに4名の聖歌隊がつきます。
入場曲はグノーの「アヴェ・マリア」、指輪交換の曲にはサン=サーンスの「白鳥」をリクエストしました。
退場曲はおまかせでしたが、「Time to say good-bye」が演奏されていました。
会場内にあるチャペルでの挙式。
一見普通のことかも知れませんが、私の中では思い入れのある選択でした。
父方母方共にカトリックの家庭に育ち、小さい頃から教会のミサに馴染んでいたこともあり、キリスト教式以外には考えられませんでした。
ただ、私自身は洗礼を受けていなかったので、教会で式を挙げる場合には講習会に出る必要があります。これは実家が仏教である旦那さんも同じ。
さらには、式場と披露宴会場との移動で列席者に負担をかけたくなかったので、本物の司祭がいて気に入ったチャペルであれば会場内のものでもいいなと思っていました。
(厳密に言うと、式場のチャペルなどの司祭は通常プロテスタントの牧師さんなので宗派が違います)
また、ドレスを着て父とバージンロードを歩いたり、フラワーシャワーをしてもらったりと、ごくシンプルだけど温かみのある式にしたかったので、ここで提案されているチャペル式は本当に理想的なものでした。
小さい頃から夢に見た結婚式ですが、いざ本番となるとあっという間。
緊張や涙を流すひまもなく、淡々と過ぎていってしまいました。
そして今になって写真を見返しては、思い出してうるっときてしまうのでした。
(このエントリーでは、義姉と旦那さんのお友達の写真を使わせていただきました。素敵な写真をありがとうございます☆)
白鳥(サン=サーンス) – ヴァイオリン名曲 70 – iTunes
アヴェ・マリア(グノー/サエンゲル編) – ヴァイオリン名曲 70 – iTunes
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