王力宏/蓋世英雄

12月に発売された王力宏の新作。
今流行り(?)の中国風を全面的に押し出した構成にまんまと引っかかり、思わずジャケ買い。
デザインよりも、「ん?」と思わせる雰囲気にね。
1曲目の「在梅邊」は京劇の音を取り入れて、最後壮絶なラップを早口で捲し立てる。
そのやりすぎ感も賛否両論だけど私は肯定派だな。
「花田錯」と「Kiss Goodbye」は久々にジェイ以外で「ヤバイ」と思った曲。
いつの間にかジェイじゃなくてリーホンの歌を口ずさんでいる自分がいて「はっ」と気付く。

リーホンは昔CDをもらってちょこっと聞いたことがあったけど、音楽に幅ができてこのアルバムなんかは特に成長した感じ。
NY風R&B一辺倒だったのが、英語の歌詞も減って中華民族のアイデンティティに変わってきたのかな。
リーホンに対してはなぜかメディアの風当たりが強くて、なんだか外野がうるさい感じだけど個人的にはおすすめ。
ジェイファンの方にも入りやすい作品。

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