日本時間の3月3日3時（ゾロ目！）に、Apple社が「iPad2」を発表しました。
その特徴をおさらいしてみます。
プロセッサが高速に
CPUにデュアルコアのA5プロセッサー（1GHz）を採用し、マルチタスクの実行や、アプリを読み込む際のスピードを向上。
グラフィックスのパフォーマンスは、最大9倍にまでアップ。
iPhoneよりも、よりグラフィカルな用途に使うことが多そうなiPadにとって、高速化は朗報ですね。
33%薄く、15%軽く
サイズは幅185.7×高さ241.2×厚さ8.8mmで、初代iPadから33％薄型化。
重さはWi-Fiモデルが601g、Wi-Fi＋3Gモデルが613g。いずれも従来比15％前後の軽量化に成功している。
液晶は1024×768ピクセルの9.7インチで、解像度、サイズともに変更はなし。
初代iPadを実際手にしてみて感じたのが、その「ゴツさ」。持ち歩きにはまずできないなーという印象だったので、軽量化はかなりうれしい。
女性の手にもなじむ薄さだといいのですが。
iPadのスクリーンをそのままテレビに表示する「ビデオミラーリング」を追加
外部のディスプレイとiPadを別売の「Apple Digital AVアダプタ」または「Apple VGAアダプタ」で接続し、動画やアプリケーションの動作、写真などすべての画面を表示できる。
家でスライドショーをしたり、営業先でプレゼンをするときには便利そうですね。
正面と背面にカメラを搭載
バックカメラは720pのHD動画に、静止画は5倍デジタルズームに対応する。
フロントカメラはVGA画質の動画／静止画が撮影でき、アップルのビデオ通話「FaceTime」もサポートしている。
iPad2の目玉とも言えるカメラの搭載。しかも両面に2つとは、さすがApple。いつもサプライズを忘れませんね～。
カメラが付いているとなると、俄然物欲が刺激されてしまいます。
カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色
こちらも「あっ！」と思わせてくれたポイント。ホワイトが欲しかったファンにとっては重要ポイントでしょう。
背面は初代と同じアルミ仕様になっているので、かっこよさは初代の良さをキープというところでしょうか。
全10色の純正カバー「Smart Cover」を同時発表
Smart CoverはiPad 2に磁力で付着し、折りたたんでスタンドとしても利用できる。
これいいですねー。別売りらしいのですが、初代のおっさんチック（失礼）なカバーとは大違いで、色がかわいい。
ポリウレタン製とレザー製が5色ずつだそうです。
また、iPadを見るたびに、スタンドなしではにっちもさっちもいかないシロモノだと思っていた私ｗ
なんと言ってもスタンドになるというのが素晴らしいですね。
容量は16GB/32GB/64GBの3種類
これは初代iPadと同じスペックですね。
実は昨年4月の発売当時には、ツールとしてあまり魅力を感じなかったiPadですが、カメラが搭載されたことでかなり可能性は広がったような印象を受けます。
iPad Camera Connection Kitを使えば、外出先でカメラで撮った写真を取り込んでストレージ代わりに使えるというのも、個人的には興味深いところ。
日本での発売は3月25日。3Gモデルはソフトバンクから発売されることが決まったようです。
» アップル – iPad – まったく新しいデザイン。ビデオ通話。HDビデオ。ほかにもいろいろ。
» 33％薄く、15％軽くなった新型iPad 2。国内発売は3月25日－PC Online
